がんばるせろな(仮)

夫のバルセロナ留学についてきた30代女。初スペインとコロナ禍をじたばたと生きています

スペイン語A1とかB2って何?というかCEFRって何?

 スペイン語は、先日B1の授業が終わり、B2が始まった。

 …と書いたところで、スペイン語をやり始めた当初はこの「B1」「B2」という言い方がとても新鮮だったことを思い出したのでひと記事書いておこうと思う。

 雑に言うと、「日常会話には不自由しませんがプレゼンはちょっと…」「ネイティブ級です」「TOEIC何点です」などと答える代わりに、このレベル区分を言えば、自分の客観的に見た言語レベルが伝わる。そんな感じの分類。もう少しだけ詳しく書いてみた目次がこちら。

  • A1やB2というのは何の記号か
  • CEFRって何?
  • B1やB2ってどのくらいのレベル感?

A1やB2とは何のことか

 B1やB2というのは、CEFRという指標に沿ったレベル表現で、学習時間やできることの内容に合わせて大きく6段階に分かれる。初心者がA1で、A2→B1→B2→C1と上がっていき、C2がネイティブ級。各レベルの中でもさらに細かい段階分けがある。

 私はB2が始まったところなので、純粋に「スペイン語学習の道のりを半分きた」とは言えないけど、今この6段階のうちの真ん中くらいにいる。

CEFRとは

 そのCEFRを日本語で調べると「ヨーロッパ言語共通参照枠」という訳語が出てくる。目が滑るので長いこと説明を読んでいなかったんだけど、「言語の実用レベルがどのくらいか」を各国共通の基準で表す仕組みだと理解した。

 たとえば、英語A2の人が英語でできることとドイツ語A2の人がドイツ語でできることはだいたい同じ。英語A2のスペイン人に「私はスペイン語技能検定5級なんだよ」と言ってもイメージしてもらいにくいけど、「私のスペイン語はA2だよ」と言えば「自分の英語力と一緒くらいか!」と思ってもらえる。

 というわけで、LinkedInなんかにもその人の言語レベルがCEFRで書かれていることが割と多い。※英検やTOEICなどは独自のレベル指標を採用していて、CEFRとは正式な対応関係にはないはず。

B1やB2ってどのくらいのレベルなのか

 文部科学省の資料にあるB1の説明と、現時点での自己評価はこんな感じ。

  • 仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。…だいたいわかる
  • その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。…「たいてい」は言い過ぎだけど、頑張れる
  • 身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。 …たぶんできる

 ちなみに次のレベルであるB2は

  • 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。…英語でも無理
  • 母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。…英語でも無理
  • 幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。…英語でも無理

 というわけで、B1は「身近なことがらについて要点を把握し、簡単なことなら言える」みたいなイメージなのに対して、B2は「知らないことでもきちんと意見を言える、身近な話題なら詳細に理解できる」という感じのイメージを持った。B2の要求水準が急に上がった気がする。

 これまではA1を4週間、A2を4週間、B1を6週間で通り抜けてきたんだけど、B2は24週間かかる。実に半年。でも、外国語で仕事や勉強をしよう!というとだいたいB2レベルを期待されるようだから、さもありなんという感じ。

 B2以降は長丁場なので、しばらく「あれがわかるようになった」「これが言えるようになった」とはなかなか思えないかもしれないな…と思い、名残を惜しんで書いておいた。

 

参考資料:各試験とCEFRの対照表(文部科学省

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf