スペイン語であつ森をしたら大変だった話
つい最近、リングフィットアドベンチャーのためにニンテンドースイッチ本体の言語設定をスペイン語に変えた。RFAはすごく楽しめたんだけど、その裏側で思いがけずあつ森が大変なことになってしまったので、その記録。
- 単語は覚えやすい
- 新しい気分で遊べる
- 言葉遊びがわからないと面白みが減る
- 住民のイメージが変わってしまう
- お気に入りの表現
単語が覚えやすい
家具や服、一部の虫や魚の名前を覚えやすい。持ち物でわからないものがあっても、その場に飾ればすぐ何かわかるので、ある意味暗記カードみたいに使える。虫や魚の名前は「~の虫」「~の蟹」と書かれていることもあり、想像力が鍛えられる。
会話表現も、何度も目にすることになるので徐々に覚えていけそうな気がする。もちろん、手紙もスペイン語で来る。
新しい気持ちで遊べる
日本語でなら覚えるほど繰り返した住民との会話でも、考えながら読まないといけないのでとても新鮮な気持ちで読める。タイトルロゴやお店の看板も日本語じゃなくなるから、雰囲気が変わる。
所持金の表示も3桁ごとにスペースで区切られるようになり、ちょっとだけ変わるので、ふとした時に「あ、今スペイン語で遊んでるんだった~」と思う。
住民のイメージが変わりすぎる
住民の名前や口ぐせがそのまま訳されるわけではないので、良くも悪くも「初めまして」な気持ちになりやすい。
例えば、たぬきちがTomNook、しずえさんはCanela(シナモン)、フータはSócrates(ソクラテス)で、飛行場のモーリーがRafa。まあ、このあたりはホホーッ!と思いながら楽しんでいる。
ただ、推しのイメージも変わる。
私の好きなアネゴ系ペンギンのレイラは"Nieve(雪)"という名前になり、口ぐせは"fresqui"。多分"cool"という意味の単語を改変した感じかな。
レイラはスペイン語名が意味のある単語になったけど、逆パターンもある。
最推しのオトナ系にわとりのアリアは"Ramina"になっていて、多分これは普通の人名。アリアという名前と、声のハープっぽさ、口ぐせの「ハレルヤ」、家の中が楽器だらけという音楽4点セットに説得力を感じていたのに…。ちなみに英語ではBecky。
他にも挙げればキリがないけど、新しい名前や口ぐせの持ち主として、新しい一面を知った!という気持ちになれれば楽しい。
このあたりは、いつかたくさんのスペイン語話者と知り合って「どんな印象を持つ名前や口ぐせなの?」って聞けたら記事を書いてみたい。今はサンプル数が少なくて書きづらい。
言葉遊びがわからないと面白みが減る
どうぶつの言っている内容も時間をかけても半分くらいしかわからないし、話のニュアンスや性格ごとの違いなんかはもうお手上げ。
なによりどうぶつ語の音声がめちゃくちゃ早い!日本語でも文字を見ないと何を言ってるかわからない時があるし。スペイン語話者の友人に動画を見てもらったら「わかるけどすっごい早口!」と、日本語版をやっているときの私と同じような感想だったので、リスニングにしようとは思わないほうがいいだろう。
ただ、これをわかるようになりたいな!という目標にはなるし、定期的に遊べばどのくらいわかるようになったか理解度をはかれるのは良いと思う。
私の一番好きな表現
私が一番好きなのは、エイブルシスターズの店の名前がHermanas Manitasになっているところ。ちっちゃな手の姉妹、みたいな意味で、とてもかわいいと思う。
こちらも楽しめているし、日本語に戻す予定は当面ない。アップデート後にスペイン語で知り合った新キャラクターと日本語で会話したときどう思うのか、それはそれで楽しみ。