洗濯機の使い方メモ
あまりの多機能さに使い手の知性が問われそうな洗濯乾燥機。ある程度使い方がわかってきたので、過去の自分が知りたかったことをメモしておく。
- 操作パネルの見方
- 洗剤ケースのこと
- 使っているもの
- 硬水地域のカルキはとても強い
操作パネルの見方
左の青く囲った部分が「洗いたいものの素材」「水温」の組み合わせ。
Algodónは綿。タオルやリネン類、肌着など、直接肌に触れるものが多いので、水温の選択肢も多い。90℃はまだ使ったことがない。
綿のふわふわしたイメージと、アルゴドン!という強そうな語感のギャップが印象的すぎてすぐ覚えた単語。今も書いていて「!」を付けてしまったし、色を付けて太文字にもしてしまった。こんなタイトルのパニック映画があったら、きっと見るだろう。alで始まる単語はアラビア語由来のことがあるけど、これもそうなのかな?なぜか言葉のほうに興味がそそられてしまう。脱線。
Sintéticosは合繊。Delicadosは明確な定義がわからないけど、優しく洗ったほうがいいもの。管理会社さんも「デリケートなもののことよ~」と言っていたので、たぶん今はそれでオッケーだろう。高い服とかかな?持ってないけど。
Lanaはウール。編み物好きなので、これはとても気になる。日本では手洗い&手絞りだったけど、ひょっとしてこれなら楽ができるのだろうか。と思ったけど、手編みのものを入れてみる勇気はない。何かあって洗濯機ごと壊したらと考えると…。既製品のウールものだけにしておくつもり。
ひとつだけぽつんとある30℃のダイヤルは、素材不問のお急ぎコースのようなものではないかと思う。日本と同じくらいの時間で洗い終わるけど、ほかのコースより極端に早いので、どのくらい洗えているのかよくわからない。
ほかのダイヤルは乾燥や脱水の単機能だと思う。まだ使ったことがなくて、マニュアルをちゃんと読んでいない…
洗濯機の容量が7kgしかないことに最初はびっくりしたけど、こんなに細かく分けてたらそうそういっぱいにはならないな~と納得した。
我が家の衣類はほぼ綿なので、黒系の「白い繊維くずがついたらいやなもの」と、白系の「白っぽい繊維くずが出そうなもの」の2つに分ければ、基本的には足りる。
右の赤い枠の中は、コースを決めた後に細かく調整するもの。
一番左のボタンは脱水時の回転数。乾燥機を使うなら1200にしておかないと効果が最大化できないらしいので、ずっと1200。デリケートなもので部屋干しする場合はまた違うと思う。
その次のボタンは、文字通りオプション。マニュアルをさっと読んだ限りでは、汚れが強いもの、とか、皺になりにくいように、とかのはずだけど、まだ使ってない。
洗剤を入れる場所
①と③は洗剤入れ。なんで二つポケットがあるのかな?と思ったら、③は泥がついたり汚れの強い服などを余洗いするとき用らしい。
②は柔軟剤入れ。汗臭い服のにおいとりもこちら。
ほかに、カルキ抜きや色移り防止シート等は製品によっては洗濯槽に直接入れるものもあるみたい。新しいものを買うときは説明を確認するのに時間がかかる。
この洗剤ケースは大きくて使いやすいんだけど、使った後はカビ防止のために引き出した状態で乾かすので少し場所をとる。
今使っている洗濯グッズ
左奥から時計回りに、柔軟剤、洗剤、洗濯槽のカルキとりタブレット、消臭剤。
スーパーにいくと、もっと細分化された洗剤がずらりと並んでいる。色柄物用が何種類もあるし、柔軟剤も種類が豊富。色付きの液体が透明なボトルに入っていることが多いので、ちょっとおいしそうにも見える(かもしれない)。
ちなみに、当初何が何だかわからずに一番安いのを買ったら、洗剤じゃなくて消臭剤だった。汗臭くなった服とかに使うやつ。それだけでは洗濯できないので、慌てて洗剤を探して買った。
とにかく選択肢がたくさんあるので、いろんな組み合わせを試してみたい。
硬水地域バルセロナのカルキ
hard water map spainなどで検索すると、水の硬度ごとに色分けされた地図ががずらずらと出てくる。軟水地域の日本ではあまり見かけない地図だけど、こちらではそれだけ需要があるということだろう。分類にばらつきがあるので引用はしないが、バルセロナはだいたい、1番上か2番目の区分になっている。
正直、日本ではカルキなんて、魚を飼うときに気にするくらいだった。でも、バルセロナではそれではいけない。ある日、洗濯槽のカルキ抜きをしないまま白いタオルを洗ったら、灰色になってしまった。衝撃的すぎて、未使用のタオルと並べた写真をたくさん撮った。今思うとだいぶ混乱している。
白いタオルばかりを洗って色がつくとは…。ネット検索にお世話になり、これがカルキの影響らしいと知って、洗濯機用や水回り掃除用のカルキ取りを買いに走った。
海外在住の方の体験談を拝見していると、硬水地域では黒ずみも、手触りが悪くなるのも、あるあるのようだ。日本では柔軟剤はあまり使ってこなかったが、こちらでは必須だと思っている。
洗濯は大好きなので、こちらで長く暮らしている方と知り合う機会があったら、根掘り葉掘り洗濯のコツを聞いてみたい。「普段どう洗濯してる?」と聞けるようなお友達ができるかどうかは、洗濯機の使い方より未知数だけど…。
見慣れない洗濯機に悪戦苦闘した話(過去記事)