がんばるせろな(仮)

夫のバルセロナ留学についてきた30代。コロナ禍のスペインをじたばた生きてます

一時帰国の話③バラマキ土産に買ったもの

 前回は自分のために買ったもの。今回は、人のために買ったものを記録しておく。こんな感じ。

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文房具

 文房具の話になると「日本人って未来に生きているよね~」と言われる。

 別にこちらの文房具が悪いのではないけど、確かにひとひねりもふたひねりも工夫されているものがたくさん思いつく。ということで、たくさん買い込んだのがこちら。

  • 窓付きのラインマーカー
  • 角がたくさんある消しゴム
  • 下敷き
  • マスキングテープ
  • キャラもののシール
  • 和柄のスタンプ

 この辺りを100円ショップや文具の問屋さんを駆使して集めた。

 もうずいぶん前のことになるが、語学学校で「自由なテーマでスペイン語でプレゼンをしてみましょう。写真や絵を見せながら説明してみましょう」という授業があった。 ラインマーカーとカドケシ、下敷きの3点はその時に私がプレゼンしたものたち。当時のクラスは女の子ばかりで、文房具がおしゃれだったり、ノートをすごくきれいにとったりしている子もいたので、そこそこ反応はよかった。

 スペインの文具市場で人気があるかどうかというと…それはまた別の話だと思う。

雑貨

  • ラップ
  • ラップカッター

 こちらは料理好きな人や、同じ日本人の方向けに買った。以前スペインで買ったラップがあまりにもひどいと嘆いたことがある。

 1年近くいろんな商品を買っては試し、買っては試し…をすることで、本当に使いづらいものは避けられるようになった。とはいえ、日本に帰ってきてラップを使うとまぁ便利なこと。日本のラップは後腐れなくスパっと切れるし、お皿にかぶせてもご飯だけ包んでもまったくはがれてこない。これを使ってしまうと、やっぱりスペインのラップは小さなストレスだったなぁと思う。

 なので、50メートル入りのラップをお土産に3本、自分用に3本買った。日本のラップが切れてもなんとかなるよう一縷の望みをかけて、ラップカッターも無印で買ってみた。サイズが合いますように。

 今思えば、スーツケースに300メートルものラップが入っていたなんて、かなり笑える。ものすごく重かったので、荷物の重さには注意が必要。

蒸気の出るアイマス

 これは目薬と並んで自分が欲しかったものでもある。コロナ前にアジア圏を旅行したときは見かけたような気がしたし、まあ手に入るかな?と思っていたら全然なかった。ひょっとしたら「なぜ目を温めるといいの?」というところから説明が必要かもしれないなぁと思っている。

気になる反応は

 実は、これを書いている段階ではまだ昨年できた友人にはほとんど会えていない。

 スペイン語の恩師の皆様方には語学学校で会ったのでお渡しした。とても大袈裟なリアクションで喜んでくれた。ただ、「ウワー!ありがとうなんて優しいんだ!嬉しいよ気に入ったよ!」と絶え間なく喜びの言葉を述べつつ、絶対「これなんだ?」って思っている顔をしていた。今思えばチョイスが「説明がなければ使い方も値打ちもわからんだろうな」というものに偏っていたからだろう。授業の前後やすれ違いざまに渡したので、ろくに説明する時間がなかったのだ。

 何かもらったときに喜んで見せるのは多くの国や地域で共通の礼儀だと思うけど、スペイン人のリアクションはとても大きくて、日本人から見ると大袈裟と呼べる域。よく見もせずに気に入ったとか言うし…。何かわからないモノにそこまでのリアクションさせてしまってすまねぇ…と、正直思った。

というわけで

 それなりに親しい間柄の人からお土産をもらって、気を悪くする人はあまりいない気がする。だから、贈り物をしたいと思う気持ちや、実際にお土産を渡す心遣いは大いにアリ。だと思いたい。

 ただし、自分が何をもらったのかわかるようにしてあげるのがいいと思った。渡す時に簡単に説明してもいいし、間柄によっては「前にこれのこと話したの覚えてる?」とかでもいいかも。モノの受け渡すことより、楽しい時間を過ごすことの方がはるかに大切。お土産はその補助でしかないのだと思う。