がんばるせろな(仮)

夫のバルセロナ留学についてきた30代女。初スペインとコロナ禍をじたばたと生きています

秋は玉ねぎのように、日々レタスのように

 突然ですが「秋だから、玉ねぎになって」と言われたらどうしますか。

 私は???ってなりました。一瞬、誰かを泣かせればいいのか?と思ったけど、秋だから言われることでもないし、頼まれることでもない。

 では「秋になって朝晩寒いから、玉ねぎになってね」ならどうか。

 

 正解は、厚着をする、着込む、羽織物を着て温度調節できるようにすること。

 スぺイン語で ser una cebolla/ ir como una cebolla (cebolla=玉ねぎ)という表現で、玉ねぎの皮が何層にもなっているように、Tシャツ、セーター、ジャケットなどを重ね着することを言うらしい。

 実はバルセロナは北緯41度と、北海道と同じくらい北にある。なので、夏は20時くらいまで明るい反面、秋分の日以降は一足飛びに日が短くなり、日差しも弱まってくる。夏の日差しの濃さをみかんゼリーのみかんだとしたら、秋の日差しはゼリー部分くらい。冬の日差しはその周りの汁くらいの薄さになりそうな気がする。

 最近だと、8時20分に家を出るのに、日の出が8時10分以降とかで、まだ夜に片足を突っ込んでいるような時間に通勤通学をすることになる。

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 なので、この時期は大多数が玉ねぎ。朝晩は何か羽織り、昼は脱ぐ。羽織物の下はタートルネック、Tシャツ、時々ノースリーブなど様々で、昼になると途端に季節感がなくなるのが面白い。

 ついでに、バルセロナは東経2度くらい。ほぼイギリスの南にあるけど、ドイツやイタリアと同じ中央ヨーロッパ時間を採用しているので、イギリスとの時差が夏は2時間、冬は1時間ある。そのためか、日中最も気温が高くなる時間も1~2時間ズレていて、夏は午後4時ごろが一番暑かった

 

 友人が「ほかにも、食べ物になぞらえた表現があるよ!」と、嬉々として教えてくれた。

 たとえば、estar fresco como una lechuga. 直訳すると、「レタスのように新鮮」。若干記事タイトルで言ってしまった感もあるけど、いつ使うかわかりますか。

 答えは、友人間で"¿Qué tal?(調子はどう?)"と聞かれた時の返事。文脈に合うように訳を改変すると「レタスぐらいシャキっとしてるよ!」という感じかな…

 せっかく教わったので、お返しに食べ物をたとえに使う日本語の表現をクイズにできないか考えてみたんだけど、全然思いつかなかった。馬の耳に念仏、猫に小判、まな板の上の鯉…生き物系はいくらでも出てくるんだけど、あまりポジティブな意味じゃないのは私の人間性ゆえだろうか。

 3日くらい考えて「りんごのようなほっぺた」というのを思いついたけど、ほっぺたって言ってしまってるからクイズとしてはノーカウント。玉ねぎになって一眠りして、レタスみたいにシャキッとしたらまた考える。