気難しいシャワーと戦っている話
我が家の●●と戦った話シリーズ第2弾は、シャワーです(第3弾は鍵の予定)。ざっくりとした目次はこんな感じ。
- Welcomeという皮肉、というか冗談
- うちのシャワー、気難しいかも
- 海外の反応
- 補足
ようこそ!という皮肉
Welcome to Japan!とか、Welcome to (場所)!という表現は、歓迎以外に、皮肉っぽく、冗談っぽく使われることがある。
たとえば日本に観光に来た友達が「電車混みすぎ」「背が高い自分にはすべてが小さいよ!」と言ってきたら、Welcome to Japan!と返事をする。だいたい「だって、それが日本だよ」みたいな意味になると思う。指摘されても個人ではどうしようもない、文化的な背景があることや一般的なことがらについて言う気がする。
今日は、Welcome to western civilization(それが西洋文明だよ)と言われた話。
うちのシャワー、ちょっと難しい子なんです
きっかけは、タイトル通り、我が家のシャワー。映り込みがすごいので写真はとれないけど、ノブを手前に引くと水が出る。そのまま右に回せば冷水、左に回せばお湯が出る。はずなんだけど、これがめちゃくちゃむずかしい。こんな感じ。
伝えたいのは、温度調整の目盛りがないことと、適温ゾーンの狭さ。ちょっとずれるとお風呂場で踊り出してしまうほどあっついお湯(というか熱湯)が降り注ぐし、ちょっとぬるめようとするとキンキンに冷えた水が出てきてビクッとする。
あと、図解した通り、温度の変わり方がまったくグラデーションではない。ポケモンの進化並みに突然別物に切り替わるので、毎日びっくりして風呂場で踊っている。びっくりしすぎて転んだことも2回くらいある。
そして、何がつらいかというと、この適温ゾーンが、日によって若干動くこと。
室内にお湯をためておくタンクがあって、そこに充分なお湯がたまっていれば大体図解した通りのお湯の出方になる。家族がシャワーを使った後にすぐ自分も続けて…と思うと、お湯が少ないからか、ドラゴンモードにしてもぬるい。そしてドラゴンモードにしていた痕跡を見て、家族に「お前ドラゴン浴びたの?」という顔をされるという仕組み。逆に掃除のためにいてつくはどうモードにしたままだと「水垢離でもしたのか」となる。
海外の反応
シャワーの扱いづらさは海外掲示板でも話題になっていたことがあり、上の図はその時見かけた画像を基に自分で書いてみたもの。元ネタの方では、適温とマグマの間に「冷たい?」というゾーンがあった。激熱のお湯の前に一瞬冷たくなるのも経験があるので、笑ってしまった。
ほかの国の人も同じことを思うのかな?と考えてSNSでシェアしてみたら、何人かが「これはマジ笑」「前住んでいたところは、これと同じだけど緑のゾーンがなかった!」とわざわざリアクションをくれた。
そして、極めつけが「welcome to western civilization」という一言。もう、西洋に住んでいる人がこういう以上、これが西洋なのだ(※)。少なくともこの子は若干あきらめて皮肉モードに入っている。
ならば私も潔く諦めねばなるまい。というわけで、「冬までに一発で適温を出せるようになる」を目標に、小さな戦いが続いている。まずは我慢強くお湯がたまるのを待つところから。
※西洋文明の名誉のために
申し添えると、ちゃんと温度を保てるシャワーもあるらしいし、温度調整用のサーモスタット?水栓?も売られている。寒い国では日本と同じように温度を調整するシャワーがあるとも聞いた。これはあくまで我が家(と数人の友達)のシャワーの話。