がんばるせろな(仮)

夫のバルセロナ留学についてきた30代。コロナ禍のスペインをじたばた生きてます

語学学校に通う4つの動機

 夫は留学のためにバルセロナに来たけれど、私には何もすべきことがない。そこで、語学学校に通うことにした。いろんな選択肢があったけれど、何を考えていたか記録しておく。

 実利的な動機と性格上の動機が2つずつある。

  • 生活に必要な情報がわからないと困る
  • 外国語の資格は魅力的
  • ずっと家にいると、話し相手が夫だけになりそう
  • 夫と一緒に何か頑張ろうかなと思った

実利的な動機ー言語面での不安

 バルセロナは(スペインの中では)比較的英語が通じるとらしいけれど、長期間暮らすのであれば必要な情報を自分で取れた方が良いはず。今はCOVID-19に関する情報も含め、すべてが流動的な時期でもある。親切な誰かが翻訳してくれるのを待つばかりでは、遅かれ早かれ困る日が来そうな気がした。

 仕事に役立つ資格があるわけでもないし、DELEを受けて帰国後に備えるのも良いと思った。スペインでなら、日本で勉強する以上の成果が上がるかもしれないという期待も込みで。

性格上の動機ーずっと2人だけの世界にはいられない

  実は夫の留学先は、家族も受講できるスペイン語の授業を提供してくれている。けれど、それは選ばなかった。オンライン授業であること、英語での授業であることも大きな理由だけれど、一番は、夫とは別の交友関係を持つ方がいいと思ったから。

 ずっと家にいて夫としか話さない生活に疲れてしまう、というのは割とよく聞く。自分のこころを預ける相手がたった1人というのは、逃げ場がなくなったら辛いんじゃないか、という気がする。

 特に私にとっては、どれだけ親しい人でも(たとえ夫でも)、誰かと一緒にいるのはずっと水の中にいるような感じがする。嫌いじゃないけど、たまに息継ぎをしたり、陸にあがったりしたくなる。一人でぼーっとしたり、別のことに没頭したりする時間がないと疲れてしまう。

 それに、夫だけが勉強を頑張って、自分はヨーロッパ観光…というのは、色々な意味で自分の望む姿ではなかった。誰かが頑張っているとつられて頑張れる気がしたので、多少なりとも一緒に苦労してみようかと思った。

 

  幸い夫の理解も得られたし(やることが見つかって安心してくれたようだった)、これ幸いと語学学校を探して、今はそこにお世話になっている。今のところ、楽しい。

 語学学校をどう選んだかは、別の記事で。